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漢方コラム

2026年の運気 その3 ~初の気から六の気まで~

漢方コラム

立春もすぎ、少しずつ春めいてきました。

 

今年の運気について以前に記載しまして、今回は最終回です。

今回は、今年を六つに分けた期間について、その気候と私たちが受けやすい身体への影響について古典の記載からアップしました。細かすぎると分かりにくいので要約しています。 

 

以前のコラム↓

2026年の運気(天と地の気の運び)

https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/7163

2026年の運気 その2 ~六気を中心に~

https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/7188

 

最初の「初の気」の期間には入っていますね。

↓なんとなく「寒さがぶりかえす」というところが、そうだなぁ~と思ったりしています。

 

初の気:大寒(121日頃)から春分(3月21日頃)

主気は厥陰(風):客気は太陽(寒)

 

前年の燥熱の気がうつり去ろうとしている中で寒さがぶりかえすので、それまでの温かさで目をさました虫たちも再び地の中にもぐりこんでしまいます。

水は氷り、霜がおり、厥陰の風が吹いても陽気が鬱して伸びにくくなります。 

 

人々は関節が堅くなり、腰や臀部が痛みやすくなります。この気の終わりには、急に天の陽気が強くなるので身体の内外で瘡瘍(出来物)ができやすくなります。 

 

二の気:春分(3月21日頃)から小満(5月22日頃)

主気は少陰(熱) 客気は厥陰(風)

 

陽気が行きわたり、風がめぐり、春の気らしく、万物はこれに応じて栄えますが、時に寒気がやってきます。 

 

人々は和していますが、病になると小便が出渋って痛む淋病になったり、あるいは目がくらんだり、目が充血したり、気が体の上部に鬱して、熱気がこもったような症状を起こします。 

 

三の気:小満(5月22日頃)から大暑(723日頃)

主気は少陽(火) 客気は少陰(熱)

 

少陽は火、少陰は熱気を表していますから、この時季は大いに暑くなり、万物はあまねく繁茂しますが、ときに寒気がやってくることがあります。

 

人々は、気が逆流したり、心が痛んだり、悪寒や発熱をくりかえしたり、咳喘を起したり、目が充血するなどの病症をおこしやすくなります。 

 

四の気:大暑(7月23日頃)から秋分(9月24日頃)

主気は太陰(湿) 客気は太陰(湿)

 

溽暑(じょくしょ)(むし暑く)で、ときに大雨がふり、寒さと暑さが交代にやってきます。 

 

人々は、悪寒発熱、のどの乾き、黄疸、鼽衂(きゅうじく)(鼻血や鼻水でたり鼻づまりをおこす)、飲(いん)の病(飲んだ水が正常に処理されず体内のあちらこちらで不具合を生じる)を起しやすくなります。  

 

五の気:秋分(9月24日頃)から小雪(1123日頃)

主気は陽明(燥) 客気は少陽(火)

 

少陽の相火が客気なので、暑さが反って巡ります。陽気が万物を生長し繁茂します。 

 

人々は過ごしやすく安泰ですが、病むとすれば温(熱性)の病となります。  

 

終の気:小雪(1123日頃)から大寒(121日頃)

主気は太陽(寒) 客気は陽明(燥)

 

陽明の燥氣がいきわたり、余った火気が内におさめられ、押さえられた熱気は体内にこもって出てこないので、身体の上部の顔がはれ、咳喘します。

 

甚だしくなると、耳目口鼻などから血が漏れやすくなります。また、しばしば寒気がやってくると、霧がうすぐらく立ち込めることが多くなります。 

 

この時、人々は皮腠(皮膚や結合組織のはたらき)に異常を生じ、それが胸のわきから下腹にかけて影響して、腹など体の内部が冷えてきます。 

 

さいごに

五運六気は統計的にみて30通りのうちの一つとなります。

AIの時代には古めかしい話かも知れません。 

 

それでも少なくとも自分よりも敏感に自然を感じていた先人が見出した法則に耳を傾けてみるのも、身体の流れを把握する一助になるかもしれない、と思う訳です。 

 

とはいえ、当たっているかどうかも気になりますね~。

 

女性のための漢方相
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【この記事の著者】若草漢方薬局 店主 吉田淳子 
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