漢方コラム
2026年の運気(天と地の気の運び)
2026年の運気はどのようでしょうか。
古典の「素問(そもん)」という書物には、いわゆる「運気論」といわれる箇所があります(天元紀大論(てんげんきたいろん)篇66~至真要大論(ししんようたいろん)篇74)。
「天」の気や「地」の気の運行から、その年の気候がわかり、そのために人々が陥りやすい身体の不調などを知ることができます。
以前の投稿をご参照ください↓
(2024年の「今年の運気 その1~六気からみる天候と体調~」
https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/2203
「今年の運気 その2~土運太過~」
https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/2277)
繰り返しになりますが
天地の運行は、「五運」と「六気」というものの組み合わせから求められます。
五運は、木・火・土・金・水が、それぞれ一年ごとに地を順々に支配してめぐり、巡り終えるとはじめにかえって、際限なくこの循環をくりかえします。地の五運は五年で一周します。
天の気は、六気あり、六年で一周します。天の気は、上と下があり、上は司天(してん)、下は在泉(ざいせん)です。私達人間は天と地の間にいます。
六気とは、厥陰・少陰・太陰・少陽・陽明・太陽であり、これらが、司天と在泉(天と地)として一定のペアとなって一年ごとに巡ります。
ここで、厥陰は「風」、少陰は「熱」、太陰は「湿」、少陽は「火」、陽明は「燥」、太陽は「寒」を意味します。
この五運と六気を組み合わせると、30通りとなります。
☆少陰司天・水運太過・陽明在泉☆
今年2026年は、十干十二支が丙午(ひのえうま)で、五運は水運太過(すいうんたいか)という年回りです。

水運太過とは、「水」が強くなるということ。
そして「火」を剋す、という関係性が生じます。
人の身体にあてはめると「水」は「腎」、「火」は「心」に相当します。
また、六気では少陰司天(しょいんしてん)、陽明在泉(ようめいざいせん)
という年です。少陰は「熱」、陽明は「燥」を表します。
これらのことから導き出される説明は、また後日記したいと思います✋✨
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