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漢方コラム

夏バテ対策とかき肉エキス

漢方コラム

 

今からできる夏バテ対策

 

今年の立夏は55日。いよいよ夏の始まりです。 

 

夏の三か月は『蕃秀』の季節といいます。蕃には草木が生い茂るという意味があり、天地の陰陽の気が盛んに交流するので、万物がどんどん成長し栄える時期です。 

 

自然界も人の身体も陽気が一番強くなります。

 

この時期の過ごし方は、夜は暗くなるとともに寝て、日の出とともに起きる。適度な運動をして体内の老廃物や毒素を汗とともに外に排泄することが必要となります。 

 

身体の中で特に陽気の多いところは心や肺です。不摂生な生活が続くと陽の気が胸にこもり、心に熱がこもると心臓が悪くなります。そして、秋になると、その熱によって肺が乾燥し、空咳の原因にもなります。

 

夏でもあまり汗をかかない人や、冷える人、低血圧の人などは夏に体調を崩しやすいといわれています。 

 

夏をのりきるために今から養生や漢方薬などで身体を整えるように心がけていきましょう。

 

汗をかくことは大切ですが、かきかたには注意が必要です。 

汗をかくと水分とともに身体のミネラルやビタミンなども一緒に排泄されます。従って、過度な発汗は夏バテ、体調不良(疲労、倦怠感、食欲不振、皮膚炎、貧血、免疫力低下など)につながる場合があります。

予防のためにミネラルやビタミンの摂取が推奨されています。 

 

かき肉抽出エキス

 

今回ご紹介するのは、ミネラルやビタミンが豊富に含まれているかき肉抽出エキス(栄養補助食品)。 

 

牡蠣には亜鉛、タウリン、グリコーゲンをはじめとする40種類の栄養素がバランスよく含まれています。

 

特に女性の美肌に大活躍する亜鉛は地球上の食品の中で最大の含有量だそうです。牡蠣は、その豊富な栄養から、「海のミルク」、「海の玄米」などと呼ばれています。 

 

肝臓や脳の活力源であるグリコーゲンが豊富に含まれ、タウリンが多いのも特徴です。ビタミンも豊富で、ビタミンB1B2B6B12、ビオチン、コリン、イノシトール、葉酸などの必要なビタミンが含まれています。

昔から食べられていた牡蠣 

 

牡蠣は1万年以上前から世界で食べられていたとのこと。日本では、縄文時代の貝塚からもたくさん見つかっています。先祖の食べ残した貝殻の山で一番多く発見されているのは牡蠣だそうです。 

 

400年前に編集された古典書「日養食鑑」には

牡蠣「性温、味甘。脾胃の鬱熱を去り、汗を止め、渇を治し、酒毒を消し、婦人の気血を収め、久しく食すれば人の顔色を美麗にす」

とあります。

 

「身体を温める性質があり、味は甘い。消化機能の働きを助け、寝汗をとめ、のどの渇きを取り、二日酔い、悪酔いを防ぐ。婦人病にも有効でいらいらやストレスを解消し、長く服用すれば肌を美しくする」

と書かれています。

 

ミネラル亜鉛

 

今回は牡蠣に含まれているミネラルの中の亜鉛に注目します。亜鉛は細胞や組織の成長に必要な多くの酵素に働き、様々なホルモンを活性化したり、正常に動くように働きかけています。 

 

また脱毛を防ぎ味覚、嗅覚を正常に保ち、子供では発育促進、大人では新陳代謝を促し、免疫力を高め、自律神経を正常に保つ働きもあります。

 

疲れやすい、視力低下、髪の毛のお悩み、集中力の低下、お肌の疲れ、風邪をひきやすいなどなどの不調は亜鉛が不足気味かもしれません。

 

当店では、新たにかき肉エキスを入荷しました!

詳しくはこちら↓

https://www.japanclinic.co.jp/product/detail.php?id=16

 

今月はお試しできる小袋もご用意していますので、ご興味のある方はご相談ください。

 

かき肉エキスを服用することで、汗によって失われるミネラルやビタミンを補う事もできるので夏バテ予防にもつながります。

 

 

 
女性のための漢方相
若草漢方薬局
 
TEL: 03-6206-9930
TEL/FAX:03-6206-9938
営業時間:10:00~18:00 木・日定休 予約優先制
 
 
【この記事の著者】若草漢方薬局 猪口智美 

 

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