漢方コラム
ご相談症例~生理痛~
ご相談症例
当店にご相談いただいた方の具体的な症例をご紹介いたします。
「どのような症状の方が相談しているのか」
「漢方薬でどのように改善していくのか」
など、ご自身の体調でお悩みの方に少しでも参考にしていただければ幸いです。
【症例紹介】年々悪化する生理痛とPMS(20代女性)
「生理の2週間前から気持ちが落ち込みがちになり、1週間は何も手につかなくなります。生理中はむくみやお腹の張りもあり、鎮痛剤を飲まないと何もできません」
先日、このようなお悩みを持つ20代の女性からご相談をいただきました。
生理周期は早く来ることもあれば遅れることもあり、3ヶ月に一度、特に重い症状がやってくるとのこと。
詳しくお話を伺うと(問診から)、手足の冷え、胃腸の弱さ、寝汗、そして時折無気力になってしまうといった症状もあることが分かりました。
漢方における見立て
生理痛でお悩みの女性は多くいらっしゃいます。
漢方では、体に熱がこもってのぼせるタイプ(気血が充実しているタイプ)もあれば、今回の方のように、お体が弱っていて「気」や「血(けつ)」が不足しているタイプもいらっしゃいます。
このように気血が不足している方の場合は、それらを補い、巡りを良くする漢方薬を用いて、生理痛やPMS(月経前症候群)に対応していきます。
経過
【初回】
この方の場合、お忙しく煎じ薬を作るのが難しそうなこと、また服用を続ける負担を考慮し、まずは顆粒の漢方薬で様子を見ていただくことにしました。
この方の場合、お忙しく煎じ薬を作るのが難しそうなこと、また服用を続ける負担を考慮し、まずは顆粒の漢方薬で様子を見ていただくことにしました。
元々胃腸が強くない体質であられるため、胃に障りにくい漢方薬をお選びしました。

【2週間後】
今回はご本人の代わりにご家族がご来店されました。「調子が良さそうだ」とのことで、お薬を継続していただきました。
今回はご本人の代わりにご家族がご来店されました。「調子が良さそうだ」とのことで、お薬を継続していただきました。
【2ヶ月後】
ご本人様がご来店されました。生理2週間前からのだるさは改善してきているとのことです。状態が良くなったことで、服用回数も1日3回から2回へと自然に減ってきたようでした。
ご本人様がご来店されました。生理2週間前からのだるさは改善してきているとのことです。状態が良くなったことで、服用回数も1日3回から2回へと自然に減ってきたようでした。
一方で、元々胃腸が弱く量があまり食べられないものの、食べ過ぎるともたれてしまうこと、また、だるさで朝起きるのがしんどい日があることも分かりました。
そこで、メインの漢方薬に加え、補助的に「鹿茸(ろくじょう)製剤」を頓服(症状が気になる時)として服用していただくことにしました。
【4ヶ月後】
以前は生理の2週間前からだらだらとPMSの症状が続いていましたが、最近は体調の変化(予兆)が少なく急に生理が来るようになり、期間も4日間ですっきりと終わるようになったとのことです。
以前は生理の2週間前からだらだらとPMSの症状が続いていましたが、最近は体調の変化(予兆)が少なく急に生理が来るようになり、期間も4日間ですっきりと終わるようになったとのことです。
その後も、良い体調をしっかりと維持されています。
さいごに
生理痛やPMS、むくみ、胃弱といったお悩みは、漢方薬がとても得意とする分野です。
お一人で悩まず、是非ご相談ください。
女性のための漢方相談
若草漢方薬局
TEL: 03-6206-9930
TEL/FAX:03-6206-9938
営業時間:10:00~18:00 木・日定休 予約優先制
【この記事の著者】若草漢方薬局 店主 吉田淳子