先日の仕事帰り、いつものようにJRの旧万世橋駅の高架の横を歩いていると

ecuteの中に大きな国旗が目に入りました。

間接照明が素敵。なんだかギャラリーのよう？

 

 

 

 

吸い込まれるように入ってみると

壁面にはプロジェクターから映し出され、男性が話している動画が流れていました。

 

野焼き？

 

その内容は

……この土地は野焼きを行っていた場所で、汚染により体調が悪くなる人が多くいたけれど、現在は改善されている……

といった内容のよう。

 

野焼き？

 

日本でも昔は畑や野原を野焼きしていたけれど？

はて？

と思いながら、歩き進むとスタッフの方がいらして説明をしてくださいました。

 

どうやらアフリカのガーナに電子廃棄物が集まり、そこで野焼きをして現地の人々はそこから金属を取り出して金銭を得ていること、

そのことにより体調を壊す現地の方々が多いこと、

この展示物の主催者の方は、その惨状を知ってしまって、NPOでもボランティアでもなく、きちんとした処理施設を建設するなど、事業として現地の方々の雇用を作り出して力になろうとしていること、

その資本金は、主催者（芸術家）の方が絵を年間500点も描いたお金だったり、投資家さんたちからの賛同金によるものであること、などなど……。

すでに80人の雇用を生み、2030年までに１万人を目指しているのだそうです（現地の人口は3万人で家族を養う担い手は1万人とのこと）。

 

この主催者の芸術家さんは４０歳くらいの方のようで、このプロジェクトは2017年から始まったそうです。ものすごい行動力ですね、とお伝えすると、「命を削って活動しています」と。

そのスタッフの方の熱い思いも、目ジカラから伝わってきました。

 

まずは知ることからかな…

 

自分も、壊れたパソコンはメーカーや回収業者に引き取ってもらっているけれど

果たしてその後はどうなっているのか、他の国の方々にご迷惑をおかけしていることはないだろうか、

 

また、使い終わった携帯電話が家の引き出しにいくつも入っていたりするし

いずれにしても人工的な電子機器を使い捨てているのは地球環境にいいことないよね……などと思いが巡りました。

 

 

 

 

当店から万世橋方面に向かうJR高架下のマーチエキュート神田万世橋にて6/22まで展示されていらっしゃいますので、よかったらお立ち寄りになってみてください。

（スタッフの方は土日のみいらっしゃるようです）　

 

詳しくは↓をチェックしてみてください！　

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000066820.html　

 

https://bonbostars.wixsite.com/manseibashi

 

 

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました！　

 

 

TEL: 03-6206-9930