漢方コラム
メンタルとお体調をつなぐ漢方の考え方
「イライラすると頭痛がする」
「思い悩むと胃がキリキリ痛む」
『感情(メンタル)と「気」の変化』
漢方では、気持ちと身体は密接につながっていると考えます。
気持ちを病むと、体に影響が表れ、
体が病むと、気持ちに影響を及ぼします。
古い書物には以下のようなことが記載されています。
・怒り→気があがる(頭ののぼせ、イライラ、頭痛)
・喜ぶ→気がゆるむ
・悲しみ→気が消える(落ち込む、エネルギー低下)
・恐れ→気が下がる(発散不良、足腰の弱り)
・驚き→気が乱る(動悸・パニック・思考がまとまらない)
・労(疲れ)→気が消耗する(だるさ、無気力)
・思い悩む→気が結ぼれる(消化不良、胃のつかえ、咽喉のつまり感)
(素問 挙痛論篇第39より)
気の巡りに用いる漢方薬の例
感情の変化によって滞ったり、消耗したりした「気」を巡らせたり、補ったりする漢方薬はさまざまなものがあります。
柴胡剤
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
四逆散(しぎゃくさん)
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)
甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
など。
さいごに
「イライラや思い悩みが続いて、体にまで症状が出てしまう……」
そんなときは、どこか「気」の滞りがあったり、バランスが崩れたりしている
サインかも知れません。
日頃の養生はもちろん、ご自身の体質や状態に合う漢方薬を取り入れることで、心と体の緊張も自然とほぐれていくでしょう。
「自分にはどんなケアが合っているのかな?」「最近気持ちがつかれているかも」と気になった方は、ぜひ当店にご相談くださいませ。
心も体もすこやかな毎日を過ごせるよう、お手伝いをさせていただきます。
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