日常コラム
富山の学会記
日常コラム
先日は臨時休業をいただき、学会のため富山へ行ってまいりました。
お休みをいただきありがとうございました。
金曜午後からの学会初日。
私の第一の目的は、午前中の「富山大学 薬用植物園」への訪問でした!
私の第一の目的は、午前中の「富山大学 薬用植物園」への訪問でした!
~11年ぶりの訪問~
実はここを訪れるのは11年ぶり。当時の記憶では少しクローズドな印象があり、ちょっとドキドキしながら富山駅からバスに揺られて向かいました。
しかし、今のホームページには「一般の方々にも開放し、理解を深めてほしい」とのオープンな記載が。
行ってみると入り口にも同じ案内があり、ほっと一安心して園内へ。

植物園入り口
全国の大学にある薬用植物園は、共通する植物も多いものです。それでも何度も足を運んでしまうのは、場所や季節によって植物が全く違う表情を見せてくれるから。見たことのない姿に出会えると本当に嬉しいのです。
今回の一番の収穫✨
今回、一番うれしかったのは↓との出会いでした!

ちょっとマニアックかも…

これ、「どうかんそう」という植物です。
普段勉強しているテキスト(新古方薬嚢)に出てくるのですが、これまでお目にかかったことはありませんでした。
園の整備スタッフさんに「気になる植物はありますか?」と聞かれ、「どうかんそう!」と答えると、
「これが気になるという人は初めてですよ!比較的新しく入れたんです」と珍しがられました(笑)
園の整備スタッフさんに「気になる植物はありますか?」と聞かれ、「どうかんそう!」と答えると、
「これが気になるという人は初めてですよ!比較的新しく入れたんです」と珍しがられました(笑)
その後、専門の職員の方も声をかけてくださり、研究栽培中のエリアを見せていただいたり、質問にもたくさん答えていただきました。
例えばケイリンサイシンとウスバサイシンの違いが明確になったり

ウスバサイシン

ケイリンサイシン
(ケイリンサイシンのほうが、キュキュっとハートの繋ぎ目が閉じていますね)
オウレンが3種類(キクバ、セリバ、コセリバ)ともそろっていたり
気がつけば研究者の方と2時間も話し込んでしまい、滞在時間は3時間(笑)
暑さで消耗しましたが、旅の目的の半分を大満足でクリアしました。
次は学会会場へ!
学会聴講
夕刻からは、いよいよ学会会場へ。
この日は、同じ勉強会に所属する優秀なドクターが「優秀演題」に選ばれていたため、メイン会場へ向かいました。
この日は、同じ勉強会に所属する優秀なドクターが「優秀演題」に選ばれていたため、メイン会場へ向かいました。
完璧な発表を拝聴し、翌日会場ですれ違いざまに拝聴した旨を伝えると、なんと最高賞の「最優秀演題」に選ばれたとのこと!
す、すごい~✨
す、すごい~✨
久しぶりの再会に立ち話も弾みましたが、あまりに秀才な先生なので、教えていただくことばかり。自分の勉強不足を痛感してツラくもあり、同時にそれが面白く、ここでも2時間立ち話をしてしまいました。
今回の学会を通じて、漢方という世界の奥深さや、まっとうな漢方のあり方を改めて考える素晴らしい刺激をいただきました。
今回の学会を通じて、漢方という世界の奥深さや、まっとうな漢方のあり方を改めて考える素晴らしい刺激をいただきました。
もう一つの目的と「特別公演」
私が学会で最も注目している「生薬の国産化や国内栽培の状況」のセッションにも足を運びました。
以前の投稿はこちら↓
生薬の国産化~
①生薬流通のこれまで https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/1735
②課題と解決 https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/1747
③シンポジウムで心に響いたこと
https://www.wakakusa-kanpou.com/archives/1750
今回はプログラム内容が変わっており、新しいご報告ができなかったのは少し残念でしたが……
実は、時間が重複していた「特別公演」を先に拝聴したかったのでヨシとしましょう!
その特別公演とは、立川志の輔師匠!

「笑いは健康の元」ですからね~!
それだけでなく、頭の中で噺(はなし)の情景を想像しながら聴く落語と、漢方の見立てで患者さまの訴えを紐解きながら治療法を考えることは、どこか通じるものがあると常々思っています。
朝からしっかり笑いつつ、これも本当に素晴らしい「勉強」になりました(キッパリ!)。
なかなか疲れましたが、漢方の知識も心の栄養もフル充電できた充実の3日間でした。
学んだことを日々の薬局でのカウンセリングに活かしてまいります。
最後までお読みいただいてありがとうございました!
女性のための漢方相談
若草漢方薬局
TEL: 03-62
06-9930
TEL/FAX:03-6206-9938
営業時間:10:00~18:00 木・日定休 予約優先制


【この記事の著者】若草漢方薬局 店主 吉田淳子